介護保険制度導入の主な理由

介護を必要とする高齢者の方が年々増え続け、最大の不安要因で

ある介護問題に応えていくため。


核家族化や介護をする方の高齢化などの要因から、介護にかかる

負担は心身ともに重くなり、家族だけで介護をするというこが限界

にきていた。


「社会的入院」解消のため

老人病院に長いこと入院することによる医療保険の負担を軽減。


☆介護保険制度が導入される前の高齢者に対する介護は

老人福祉法と老人保健法のもとで実施されていました。

 

老人福祉法

1963年に制定

特別養護老人ホーム創設

老人家庭奉仕員(ホームヘルパー)法制化


老人保健法

1982年に制定

2008年より「高齢者の医療の確保に関する法律」に改称されました。

この法律により、後期高齢者医療制度が新設されました。


老人病院(療養型医療施設)

2003年までに廃止され、介護療養型医療施設と医療療養型施設に

引き継がれています。

介護療養型は介護保険、医療療養型は医療保険が適用されます。

*介護療養型医療施設は廃止予定でしたが、2017年度までに延期に

なっています。

続きはこちらです→ 介護保険制度実施までの流れ

 

 

 

 


■参考文献

インターネット

厚生労働省HP内

◎公的介護保険制度の現状と今後の役割 p3~p5

1.介護保険制度制定の経緯

www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/gaiyo/dl/hoken.pdf

○介護保険制度の概要

www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/gaiyo/index.html


書籍

「最新介護保険の基本と仕組みがよ~くわかる本(第4版)」p102 p103秀和システム発行