介護保険関連用語 あ行

維持期リハビリテーション

急性期から回復期へと順調にリハビリが進んだ後は、

回復した機能を維持する必要があります。

主に退院後に実施されるリハビリになります。

急性期と回復期のリハビリは、医療保険が適用されますが、

維持期のリハビリは、基本的には介護保険が適応されます。

  

 

一次判定

要介護・要支援認定に必要な審査判定。

一次判定は主にコンピュータ(一次判定ソフト)による判定

になりますが、確定は要介護認定審査会にて決定されます。

一次判定ソフトによる結果と認定調査の特記事項や主治医意

見書などの資料を比較検討して、一次判定が確定されます。

 

 

一次判定ソフト

一次判定ソフトで得られる結果には、要介護度、要介護認定

等基準時間、8つの行為区分毎の時間、認知症加算(必要時)

中間評価項目得点、日常生活自立度、認知機能・状態の安定

性の評価結果などが表示されます。

審査判定の中心になるのが要介護認定等基準時間になります。

要介護認定等基準時間を推計する方法として樹形モデル図が

利用されています。この方法を手作業で行うには、手間や

時間がかかるため、厚生労働省がソフトウェア化しました。 

このソフトが一次判定ソフトになります。

 

 

一次予防事業

地域支援事業の一つです。

介護保険法改正により平成18年度(2006年度)に創設されま

した。予防を重視した政策になります。

実施主体は市町村になります。

地域包括支援センターが中心になって事業を推進しています。

一次予防事業と二次予防事業があります。

一次予防事業は主に活動的な状態の高齢者を対象にした予防

になります。高齢者の活動の維持、向上が目的です。

具体的には、介護予防の普及啓発事業として、講演会や介護

予防教室の開催、パンフレットやチラシの作成などがあります。

地域介護予防支援事業として、ボランティアの育成や自主グル

ープ活動の支援などがあります。

 

 

一般介護予防事業

介護予防・日常生活支援総合事業のひとつ。

平成24(2012年)年4月から実施されています。

対象者は要支援者等も含め全ての高齢者になります。

 

 

医療型ショートステイ

居宅サービスの中の短期入所サービス。

短期入所療養介護。

介護老人保健施設、介護療養型医療施設、療養型病床群をもつ病院

や診療所、老人性認知症疾患療養病棟をもつ病院等で利用できます。

日常生活に必要な介護に加え、看護、医学的な管理の必要となる

介護や機能訓練などのサービスを受けることができます。

療養を中心としたサービスになります。

 

 

医療従事者

 

 

 

上乗せサービス

市町村特別給付による介護サービス。

市町村の実情に沿った独自のサービスになります。

介護保険サービスで実施しているサービスを、国が規程している

支給額よりも多く利用できるサービスです。

国が定めた基準額に市区町村が独自に上乗せしてくれるサービス

です。

ショートステイ、訪問入浴、訪問介護などの回数を増やしたい場合

などに利用できます。

 

*市町村の独自のサービスは、要介護度やサービスの種類によって

異なります。実施していない地域もありますので詳細はケアマネや

お住まいの市区町村などにお問合せください。

 

→横出しサービス

 

 

往診

臨時又は緊急時に利用者の依頼に対して自宅などに訪問

して診療することです。

 

→訪問診療

 

 

オレンジプラン

2012年9月に公表された認知症施策を推進するためのプラン。

認知症施策推進5ヵ年計画(平成25年度から29年度までの計画) 

*参照サイト

厚生労働省HP内

「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」

(平成25年度から29年度までの計画) 

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002j8dh-att/2r9852000002j8ey.pdf

 

→新オレンジプラン